脱サラを目指した転職をした私の父親

 私の父親の転職体験談についてです。いわゆる脱サラという形の転職です。父は大学を卒業する際にある会社の社員にスカウトされ、そのまま15年ほど勤務していました。勤務して数年経って私が生まれ、その家庭で育ちましたが、父の粗暴さに耐えられず私は飛び出しました。その事件をきっかけに父は自分の現状をまっすぐ理解し、転職をすることを理由に私との不仲を解消しました。今も私は両親の元にはいませんが、転職ということでタクシーの運転手になることを決めたことを聞きました。なぜタクシーの運転手なのか理由を聞くと、喫茶店を始めるための退職金を元にした資金の不足分を稼ぐ為ともし喫茶店がうまくいかなかったときのために、だと話しました。

 

 私としては喫茶店の営業失敗後の父の精神の不安定を懸念しましたが、しかし父が変わって欲しいという気持ちもまたあるため、応援しようと決めました。タクシー運転手で仕事をしている平日は母が代わりに喫茶店の営業をこなし、休日の忙しい日は夫婦2人でやりくりしているそうです。ご老人の溜まり場として、朝昼はたくさん集まるそうで、そこそこの繁盛があるのでホッとしています。改めて父と仲を取り戻したことを実感するために、私も今の仕事が落ち着いたらその喫茶店へ寄ってみようと思ってます。